生物では長い歴史で、生存競争を強いられ、その中でオスとメスが進化しながら、次世代を残して、今に至っている。今居ることは勝者となる。
先ず、植物では
1.両性花
植物の多くでは 花が咲き、その中に雌しべと雄しべがあり、受粉すると種ができて、次の世代となる。一つ花で受粉する(同花受粉)のはアサガオ、サクラ、など。花の数が多く、多くの種(子)ができ、植物で一番に進化した形態と言われる。キンカンでは夏に二度花が咲き、いっぱいの実をつける。
しかしソメイヨシノは種ができないので挿し木で増やしてきた。クローンで、性格が同じなのでサクラ前線ができる。(違うサクラの花粉で実が成ることがあるが、おいしくないようです。)自家不和合と言われ、遺伝子の組み合わせによる進化のためにならない。
近くの花と受粉しないように、雄しべと雌しべの熟するタイミングがずれるもの、雄しべの雌しべの長さが合わないもの(ソバ)など、ある。ユキノシタでは雄しべが先に花粉を放出してしまい、自花の雌しべにはつかない。そこで異花受粉となる。

また別の株の花でないと受粉しにくいものもがある。サクランボ ブルーベリー、フェイジョアなど。改良が進んだウメ、桃、カキ、リンゴなどでは人口受粉が必要になる。
イネ科などでは小さくいっぱい種ができ、散らばり、翌年以降に発芽し成長する。雑草と言われるものは、種ができないうちに取ることです。
チガヤは種が飛んで広がるが、地下茎でも増える。二重の戦略で、強すぎる。
2.雌雄同株
一つの株に雌花と雄花がつくものである。トウモロコシ、キュウリ、スダジイなど。トウモロコシで食べるているのは実で、もじゃもじゃの毛が雌しべ、雄花はてっぺん。ツゲでは花序の中に雌花が一つ、その周りに雄花がたくさんつく。裸子植物のマツでは新枝の先に雌花が付き、その下に雄花がある。
3.雌雄異株(別株)
雄花の咲く株と雌花の咲く株が別株になるもので以外と多い。庭木では雌雄2本植えてあるのが普通。「この木は実がならない」のは雄株であることが多い。雌株であるとどこか近くの雄株の花粉で受粉することがある。
被子植物 では モチノキ、 コウヤマキ、 サンショウ、ヤナギ 、アオキ、 イヌツゲ、 トネリコ、 モッコク (両性花をつける株もある)、キウイ、 アケビ、 ポプラ、 ゲッケイジュなど。
モクセイでは雄株がほとんどで実ができない。ジンチョウゲも殆どが雄株。
裸子植物ではイチイ 、マキ(イヌマキ)、 ネズ 、イヌガヤ(まれに雌雄同株)、 カヤなど。ソテツでは雌株雌花の大胞子葉の裏に胚珠はむき出し、雄株雄花の小胞子の葉裏に葯がびっしり。
イチョウでは雌株の実ギンナンが落ちると匂うので嫌われ、街路樹には雄株が多くなっている。ヤマモモも実が落ちて下が汚れるので、同じ立場にある。
4.シダ植物・コケ植物・藻類・菌類・地衣類など
胞子で増えるので、オスメスはない。シダ植物は化石時代から進化することを諦め、多産に徹し、生き伸びててきたのかも。
ゼニゴケでは雌雄異株で条件がよいと有性生殖を行う。
生物になるとまた面白い。一般に雌が卵をつくり雄が精子を作り、受精して子を残す。子を残しやすいように進化したものが勝ち残った?
5.単為生殖
ルビーロウカイガラムシでは雌成虫が越冬し、6月ころ腹下に産卵死亡、翌年雌がふ化、移動し定着する。ロウと排出物は残るので黒いままとなる。ほとんど雌の世界。
6.単相と複相の組み合わせで どこにでもいっぱい居る。
ハダニの雄は単相で雄を産む。雌も雄を産み、交尾すると雌を産む。すぐ産むので年に10世代以上となる。そして雌成虫が卵で越冬する。「雄社会」といえる。
アブラムシでは雌が卵で雌を産む。秋~雄が発生し、有性生殖で卵を産み、越冬後 雌にふ化する。「雌社会」といえる。
7.性転換するものがある。
タイなどでは子孫を残しやすいように、性が転換する。
雄で生まれ→雌(雄性先熟) クマノミ 、クロダイ 大きな個体がメスに変化する。
雌で生まれ→雄(雌性先熟) コブダイ、 サクラダイ 雄が多くの雌を支配する。
雄→雌→雄 ホンソメワケベラ 、カイロウドウケツ 雌の体内で雄が生き延びる。
マガキでは雌雄異体であるもが一度中性になり、栄養がよいのはメスになるとのこと。
雌雄同体 カタツムリ 、ミミズ どれとも合体でき、狭いところで生きるには都合がよい。
8.昆虫
アリではいろんな形態があるが、女王アリが生まれ時から決まり、産んだメスは一生働く。オスの羽アリが登場すると、新しい集団ができる・・・?
ハチでは刺さない雄は生殖の短い時期にしか現れないで、ほとんどが雌で、刺されることになる。
雌雄モザイク 昆虫というのもあり、性別の遺伝子は細胞ごとに決まるので、一部では体の半分が雄で半分が雌となる。 クワガタムシ、カブトムシ チョウなどでみられるようだ。
9.鳥ではオスが努力して、一夫一妻性を作り、仲良しが多いのかな。オシドリなど。カッコウは托卵して、労少なくして子を残す。
10.動物では強い(餌を確保しメスを守る)オスがメスなどを支配するの社会なのかな。サルのようにハーレムとなる うらやましいやつも。一夫多妻制度。
11.ヒト
男尊女卑? かかあ天下? 男系男子社会? お妾さんは一夫多妻の一つ? 性別でなく、経済力が強さ? 法の下では男女平等? これが一番進化した形態にも思えるが、先進国ほど少子化で悩んでいる。「結婚するのは愛のためで、ヒト存続のためではありません」 ーです!


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